傍から見ると仕事ができる知的で冷静なキャリアウーマン。
でも恋愛になると感情的で、どうしようもなくなる。
これが以前の私です。
私は自分の意志や意見がしっかりとある人間で、過去を振り返っても、何かを選択するときは、自分の考えや感性で選んできました。
だから、私には自分軸があると思っていました。
「自分軸」という言葉が流行り始めても、自分には無縁のものだと感じていました。
でも、その自分軸は本物の自分軸ではなかったということを、恋愛の痛みを通じて分かるようになりました。
私は恋愛では、次のようなことに悩まされ続けていました。(沢山あります…)
- 彼の反応に過剰になる
彼の言動がネガティブに感じられると、心が強く揺れ、悲しみや苛立ちを感じ、感情が不安定になりました。 - フラストレーションが溜まる
彼に愛情を注ぐ中で「私の思いを分かってもらえない」という不満が生まれ、彼に期待した反応(理解や感謝、関係の進展)が得られないと傷ついたり苛立ったりしていました。 - 自分のペースを見失う
彼の状況を察し、彼に合わせるために、自分のリズムや欲求を犠牲にするようになり、疲弊感や不満が生じていました。 - 言いたいことを抑えてしまう
相手に嫌われたくない、空気感を壊したくないという恐れから本音を抑え、自己表現が不十分になりました。 - 感情の爆発やすれ違い
言いたいことを我慢したり、思いがうまく伝わらなかった結果、感情が爆発したり、彼とのすれ違いが顕著になっていました - 彼の反応で自分の価値が揺れる
彼に好意を受け取ってもらえないと感じたとき、悲しみや自己否定感が生じていました。彼の反応が自分の価値のバロメーターになっていたようです。 - 過剰な思いやりや気遣いによる「重さ」
彼を思いやるあまり、自分の行動や感情が彼に重荷として伝わり、「重い女」になっていました。 - 彼を「忘れよう」とする努力とその徒労感
彼を忘れようと自分時間を充実させようとしたが、頭と心に彼が常にあり、虚しさや諦めを感じるようになりました。 - 未来への不安と葛藤
未来の保証がない中で、彼との関係の進展に対する希望や不安が交錯し、心が揺れ動いていました。
彼や、彼との関係を大切に思う気持ちが大きかったからこそ、彼の様子や状況に自分の感情やペースが影響されました。
そのため、心の安定を保つのが難しかったのだと振り返ります。
恋愛という強く感情が動く場面では、張りぼての自分軸は全く太刀打ちできませんでした。
「彼との関係が上手くいかない」─これは本当に恋愛における苦しみでした。
そして、心にたくさん、痛みを感じてきました。
でも、その期間があったからこそ、自分と向き合うきっかけとなり、無意識にあった相手への期待を見直したり、心を強く成長させたりすることができたのが一つの事実です。
傷ついた経験は、愛情と自分自身のバランスを見つける術を学び、自分を心地よく保つ力を育むために欠かせない、特別なきっかけだったと言えます。
