感情的な女で彼に避けられ続けていた私を振り返る

以前の私は、彼の前で、とても感情的な女でした。

不安が出てくると、「なんで?!」「どうして?!」と、怒りや悲しみの混ざった問いかけを何度してしまったことか。

感情的になるその大元は「彼が好きだから」という理由があったわけです。

でも、どういう理由であれ、仕事やあれこれでたくさんの問題を抱えていた彼には、それはそれは、負担だったことでしょう。

当時の私たちは、仕事という共通の接点がなくなったところから、コミュニケーションが難しくなりました。

加えて、彼の引越しが重なって、物理的に大きく離れました。

彼からの連絡が途絶えるようになり、私は「状況を教えてほしい」という気持ちがとても強くなりました。

状況を教えてくれさえすれば、彼の状況や様子を理解できるし、自分自身が安心できると思ったからです。

「好きだから相手のことを知りたくなる」
「好きな人だから、相手の言動で心が揺れる」

恋愛でこういった経験をする方は少なくないと思っていいでしょうか。

ただ、客観的に見れば、好きな人だからといって、自分の思い通りになってくれるわけではありませんよね。

相手からしたら、事情を話したくない時もある。

また、自分の心の揺れによって生じる不安定さをどうにかするのは、基本、自分でやることでしょう。

自分の心の揺れが起きるのを相手のせいにして、相手に変化を求めることや、自分の安心を相手に(過度に)求めることは、依存に当たるのだと思います。

でも、だからといって「じゃぁ相手から影響は受けません」「自分のことはなんでも自分で処理します」となってしまえば、もはや恋愛とも人間関係とも言えないような…

そんな複雑なことも思ったこともありました。


今朝は8時から、彼のとある案件で同行をしています。彼にとっては何年も続いているトラブル案件。

私は彼の予定が終わるまで、近くのカフェにいます。

一昨日あたりから、彼は急に口数が少なくなり、物言いが「距離」を感じるような言い方になっていました。

その変化に、多少、心がザワザワとしました。

なんとなく寂しく感じたり、不安になったという感じです。

それでも今の私は「自分がどうしたいのか」という自分軸に自分を置けているためか、そのザワザワに大きく自分を取られてしまうことがなくなっているようです。

私は私で、彼に思いやりは持ちつつも、遠慮し過ぎて自分を抑え「ガマンしすぎる」といったことはせず…というバランスの中にいたようです。

そんな数日を過ごして、いよいよ案件当日の今日。

相変わらず無口になっていた彼が、急に口を開いてきました。

「この予定のある前後数日はいつもめちゃくちゃイライラしてるから、気にしないで」。

たった一言、こういった言葉があるだけで、ぐっと安心します。

だから、過去の私は、こういった言葉を「先に」欲しかったのですね。

一言言ってくれたら、待てるのに。
一言言ってくれたら、安心できるのに。

その思いが強くて、ついには「大きな感情」となって、彼に向かってしまっていたのでした。

今も感情はなくならないし、心は揺れます。

寂しさ・不安・悲しみ・虚しさ、迷い…顔を出すことがあります。

相手は自分の好きな人ですもんねぇ。

好きな人から影響を受けないのも、変な話です。

でも、受けた影響は「二人のもの」ではなく「私のもの」。

影響を受けるたびに、自分に問います。

「で、私はどうしたいんだ?」

そうやって自分を「自分」に置いておくと、感情の波に囚われすぎず、安定していられる。

安定しているから、彼のタイミングで近づいてきてくれる。

そういうシンプルな仕組みなのでしょうね。

仕組みはシンプルでも、ここに至るまでは苦労したんだぜぃ。

と、彼に私の自己改革の努力を認めてもらいたくなる気持ちもないわけではないですが、彼は私のことより自分のことで精いっぱい。(本当にたくさんのトラブルを抱えております)

なので、しゃーなし。

「自分の欲しい未来のために自分ががんばっただけのことだから、自分の努力は、冥途の土産の一つにするか」と、自分納得。

健気だなぁ、私(笑)